ノーリスクは嘘?糖質制限の4つのデメリット
糖質制限再トライアル中のふっきーです。
糖質中心食にデメリットがあるように、糖質制限食にも負の部分があります。糖質あり/なし生活を行きつ戻りつしている僕ですが、そんな中途半端で不埒な男だからこそ見えてくる、糖質制限のリアルな難しさについて、今回は語ります。
1.外食時の選択肢が少ない
デメリット一つ目は、外食の選択肢が少ないこと。パスタやラーメンなどの麺屋、和洋の定食屋、カレー専門店もパンカフェも、定型的な飲食店はほとんどNGです。
糖質制限しやすいのは、居酒屋やファミレス、カフェテリア方式の食堂など、メニューが豊富で、おかずだけを頼めるようなところだけです。
松屋・吉野家などの食券型牛丼屋も、牛皿・卵・豆腐・納豆などの一品物を頼めるので、糖質制限できなくはないですが、自然と白米が食べたくなるので、個人的にはおすすめしません。
2.地味にお金がかかる
デメリット二つ目は、飽きないように色々工夫していると、お金がかかりやすくなること。
糖質制限をすると、必然的に肉・魚などのタンパク質と、野菜中心になります。タンパク質系食材は炭水化物系食材に比べると高くつきますので、お腹を十分満たせるように食材を買っていると、自然とお金を使ってしまいます。
野菜の場合、種類やシーズンによって値が変わりますので、やり方次第ですが、なるべく旬の食材を使わないとやはり高くつきます。
外食の場合でも、セットではなく、単品で買うことが多くなるため、トータルで高くなる傾向にあります。
3.食事に華やかさが少ない
三つ目は、見た目の華やかさが少ないこと。炭水化物系食材、特に小麦粉を使ったものは、加工のしやすさもあり、見た目のバリエーションが豊富です。お菓子やデザート、パンにはじまり、麺類、揚げ物など様々な用途に使われ、食の豊かさを演出しています。
パンや菓子類の姿かたちを見るにつけ、食事は目で味わっている部分が確実にあると感じます。
もちろん、積極的に料理をすれば、野菜・肉魚等々で見た目をよくすることはできます。あるいは、ちょっと良いレストランにいけば、見た目華やかな料理にもすぐありつけるでしょう。
しかし、炭水化物がないと、まるでリードボーカルのいないロックバンドのように、中心がない感じがします。大事な何かが足りないのです。
4.潜在的なリスクがある
四つ目は、健康上、未知のリスクがあるかもしれないことです。
よく指摘されることとしては、
などがあげられます。
それぞれの指摘がはたしてどの程度正しいのかは専門家の議論に任せるとしても、糖質摂らなさ過ぎ、あるいはタンパク質・脂質の摂り過ぎは生理的にどうやら良くなさそう、ということです。
自分にとって丁度良い摂取バランスを見出す必要があります。
まとめ&むすび
食の選択肢の豊富さ、低コスト、見た目の華やかさ―これらはすべて、炭水化物、すなわち穀物を大量に生産できるようになったおかけで実現できたことです。その炭水化物を制限するということは、逆にそれによって得てきた様々なメリットを手放すことを意味します。
これらのメリットをどう埋め合わせるかが、僕個人の課題であり、糖質制限継続のカギになりそうです。