糖質制限したら、こうなった

糖尿予防のための糖質制限実践ブログ

糖質制限がうまくいかない理由について、もう少し深く考えてみた。

糖質制限がうまく継続できない理由は何か?前記事では、直近の分かりやすい原因について述べましたが、今回はもう少し突っ込んで、より根本的な原因について考えてみます。

糖質制限は手間をかけないと退屈になる

糖質制限を続ける難しさは何か。結論から述べます。

それは、糖質制限生活は、時間かお金をかけない限り、そのうち飽きてしまうということです。

どういうことか、順に説明しましょう。

まず、糖質制限食の選択肢自体は豊富です。肉、野菜、チーズやバターなどの低糖加工食品など、食材のバリエーション自体はそこそこあります。

しかし、これらは炭水化物系加工食品のように、即時にそのまま食べられるものは少なくて、事前に洗ったり切ったり焼いたりして、ようやく口に入れられます。つまり、飽きないためには、調理という時間コストを払う必要があります。

一方、炭水化物系加工食品は、楽で飽きません。調理をほとんど必要とせず、味も絶妙なバランスを保ちつつ、見た目も華やかで、消費者を飽きさせない工夫が日々なされています。

料理という時間コストを払わずに、豊かな食生活を実現するには、通販などを利用して糖質制限食を買うのも一つの手です。しかし、今度はお金という金銭コストがかかってしまいます。

一方、炭水化物系加工食品は、安価です。少なくとも、野菜・タンパク質系食材よりは、安くお腹をふくらませることができます。

つまり、時間をかけるか、お金をかけるかしない限り、糖質制限生活は単調になりやすい。人間は、単にお腹が減ったから食べているだけではなく楽しみでも食べている、と強く実感します。

糖質制限の退屈さに抗うには?

では、どうすれば糖質制限を飽きずに続けることができるのでしょうか?

いくつかアイディアを練ってみます。

対策その1)お金をかける。
あらゆる糖質制限通販ショップを使い倒して、食費が今の倍以上になってもとにかく続ける方法です。ただ、お金の問題は別にしても、これは根本的な解決策にはならない気がします。お店の数にも品揃えにも限界があるからです。全てのショップを制覇した後にいずれ来るであろう巨大な倦怠には、太刀打ちできません。(ちなみに前記事で紹介した低糖質パン 糖質制限 パン クロワッサン(10個入り) 糖質オフ 低糖パン 低糖質 食品 糖質カット 1個あたり糖質1.33gを試しました。おいしかったですが、早速飽きました^^;)

対策その2)料理好きになる。
1よりは間違いなく有効ですが、その分ハードルは上がります。料理は嫌いではありませんが、忙しかったり、他にやりたいことがあると、食事になるべく時間をかけたくありません。疲れて帰ってきた後だと、なおさらです。

対策その3)料理大好きな人と一緒に暮らす。
一番の理想!しかし、人生そう都合よくはいかないでしょうし、少なくとも今すぐには無理そうです。。

対策その4)単調な糖質制限食でも楽しめる工夫をする。
具体的には、「高糖質食材を我慢する、あるいは低糖食材を食べると、何かしらご褒美を自分に与える」というゲームをすることです。味わうことを楽しむのではなく、食べるという行為をゲーム化して楽しみます。具体的な報酬は考える必要がありますが、これが一番現実的な気がします。具体案を練って実践してみようと思います。