糖質制限を続けるコツは、おやつを我慢しないこと
糖質制限を続けて、かれこれ1年ほどになります。
時折、炭水化物食品に手を出してしまうこともありましたが、1日の糖質量はおよそ50~80gくらい。うっかり甘いものをたくさん食べた時でも100g未満には抑えている感じです。
何となく長く続けるコツが見えてきたので、書いてみます。
おやつ(間食)は我慢しない。
糖質制限の基本は、主食を抜くことです。主食として一般的に認知されている穀物系炭水化物を抜くだけで、1日の糖質摂取量を大幅に減らすことができます。
しかし、これには一つデメリットがあります。
主食なしだと、必然的におかず中心の食生活になります。このおかず中心の食生活に最初のうちは慣れず、1回の食事量自体が減って、カロリー不足に陥りやすいのです。
カロリー不足はダイエットには有効である一方、急にお腹が減ったりする原因にもなり、それによって生活のパフォーマンスが落ちたりします。
このカロリー不足を防ぐには、おやつ、即ち間食を我慢しないこと。むしろ積極的に摂ることです。
これには、カロリーを補うのみならず、我慢によるストレスを回避できるというメリットもあります。
我慢はそれ自体がストレスとなり、後々ドカ食いを招いたり、欲求を抑えきれなかったことで自己嫌悪におちいったりして、結局糖質制限が長続きしない原因にもなります。
おやつ=甘いもの、という思い込みを捨てよう。
しかし、ここで疑問に思うかもしれません。おやつ食えって言ったって、世の中のおやつは甘いものばかりじゃないか、食べるものなんてないじゃないか、と。
もちろん、おやつとして糖質を摂っては元の木阿弥。本来の目的とズレてしまいます。
では、どうすればいいか。
考え方としては、おやつ=甘いものという思い込みを捨てることです。
例えば、僕にとってサラダはおやつです。コンビニの乾燥味噌汁はおやつです。ハムもチーズも唐揚げもおやつです。
僕らの頭の中には、それぞれの人に、この時間帯にはこういうものを食べる、というおよそのパターンがあります。
例えば、朝にはトーストとハムエッグ、昼にはラーメンと餃子、3時のおやつには紅茶とドーナツ、夜食にはビールと焼き鳥みたいな感じです。
そういった自分の食事パターンを積極的に崩していくと、考え方が柔軟になり、おやつの選択肢も豊富にあることに気づきます。
3時のおやつにサラダを食べるのは、最初は違和感ありますが、続けていくうちに慣れてきます。
もっと言えば、主食、おかず、おやつ(デザート)といった区分け、概念自体を頭から消去してしまうのが理想です。
炭水化物以外なら食べたい時に食べたいものを食べる、というゆるいスタンスが、糖質制限を長く続けるには効果的です。
それでも、甘いものを食べたくなったら?
さて、それでも甘いものが欲しくなったら、糖質を体が欲するのなら、甘味料のエリスリトールベースの食品を摂りましょう。
エリスリトールは、砂糖に近い糖度を持ちながら、血糖値をほとんど上げない甘味料として有名です。
食品の成分表示では、糖質量としてカウントされていますが、ダイエット目的であっても糖尿予防であっても、エリスリトール分は実質的に糖質ゼロとして考えても問題ありません。
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このエリスリトールを、好きな飲み物や料理に混ぜ込んでもいいですし、自作のお菓子作りに利用するのもいいでしょう。
僕個人は、近所のコンビニに売っているエリスリトール系ゼリーや、通販で買えるエリスリトール系チョコに頻繁にお世話になっています。
こうしたエリスリトール系食品のデメリットは、どうしても通常の砂糖食品よりは割高になってしまうことです。
コストパフォーマンスを良くするには、上の1kgパックを常備して、単に甘いものが欲しい時はそれを積極的に使い、ゼリーやらチョコやら何か特定の甘いおやつが欲しい時は、ビンポイントで買うor作るのが良いでしょう。
以上、参考になれば幸いです。